愛媛県
社会福祉法人 恩賜財団済生会支部愛媛済生会 松山訪問看護ステーション事業担当者:石田けい子所長
訪問日時:2012年6月13日(水)14:00~15:00
続きまして、社会福祉法人恩賜財団済生会 済生会松山訪問看護ステーションへ伺いました。
先ほど訪問させていただきました、たんぽぽクリニックとも連携をとられている訪問看護ステーションです。多機能での事業展開をされており、人材を多く確保されていました。
愛媛県松山市西部地域の中核病院である済生会松山病院の中に事務所がある訪問看護ステーションです。
20年近い歴史(平成6年開設)があるこちらの事業所では、看護協会や社会福祉連絡協議会等と連携を持つ中で、地域の中での在宅医療の活性化や再構成の必要性を感じられておられた所から、当事業へのご参加となりました。
松山市内には多数の訪問看護ステーションもあり、新規参入事業所との連携や情報共有、人材育成などにも活躍されておられました。
地域の診療所10万~15万人の住民を対象に西部地区を中心に活動の展開計画をされております。
離島(人口80人ほどの無医村の島)への定期的なボランティア(訪問看護)を10年以上継続されておられ、地域の在宅医療を根底から支える拠点としての活動だと感じました。済生会の保持されている船舶:済生丸を使って、その他の離島へも今年度が活動範囲を広げ、支援が必要な方の把握や支援提供などの展開計画、離島支援における現状やノウハウを伺い、継続的に地域のニーズに基づいた在宅医療支援を提供されている実績の厚みを感じました。
事業を始めて20年、介護保険が始まって10年の歴史と成熟変遷を伺い、地域の在宅医療に関わる専門職の方々を巻き込んでいくダイナミクスパワーが大変勉強になりました。
そして、地域の人々を支える皆様の活動の力強さと皆様の気持ちの暖かさに心打たれた訪問でした。
院内の施設などもご案内頂きました。
お忙しいお時間帯であり、訪問看護ステーションの中では皆様がお忙しく出入りされておられました。
長時間、ご対応いただきありがとうございました。
是非、離島支援のご様子のお写真などを拝見させてください。今後ともよろしくお願いいたします。